学なびコラム第2回 テーマ:学生団体と学問

私は大学2年生だ。その前に20歳の大学生である。そして学生団体を立ち上げ、運営をしている。

日々に充実を、将来に光を与えるために自分が努力すべきだと知っている。

それはなぜだろうと考えた時、根幹にあるのはここまでの学生生活、つまり学問の積み重ねだということに気づく。フレキシブルな教育を受けてきた経験が自分の根底にあり、それが発想や粘り強さに繋がっている。さらに学問に対する単純な興味を与えてくれた環境がある。

「学問の定義とは何だろうか」

もちろんそれは、知識を積み重ねる日々であることは間違いない。私であれば検定や大学の授業がそうだ。ルーティーンの中に「斬新さ」を見いだしたい学生が集うのが、「学生団体」ではないだろうか。

学生団体を立ち上げ活動していくことは、正直容易なことではない。しっかりとした団体にしたければ膨大な時間と労力、さらに精神力を必要とする。ただそれを上回るリターンが待っていると信じて、今日も明日も10年後も、進む。

「学問」と「学生団体」の関係は極めて密だ。今まで異なる場所で十数年間生活してきた人たちが、集まって同じ事業目標に向かっていること自体面白い。

先に「斬新さ」と記述したが、今の大学生の生活には誘惑が溢れている。携帯電話、カラオケ・ゲームセンターなどの施設、様々なテーマパーク、飲み会。その日を楽しむという点では素晴らしい。ただ、それに飽きた学生が多いのも事実である。

学問の定義とは。
 学問とは自分を昇華させる唯一の道具であり、誰にでも掴むチャンスがあるべきもの。

ただ世界には学問に接することができない人が多すぎる。それは一歩日本を出てみるとすぐにわかる。

「学生団体のすゝめ」

それでは今、学生は何を求めているのだろうか。
安易な娯楽とは相対する、努力して得られる達成感が絶対的に不足している。そして今後への不安を、興味のある分野で解消したいと思っている学生は多い。そして潜在的に「何かで活躍したい」と考えている人も多い。その活躍の舞台を提供できるのが学生団体であろう。

私は学生団体を「知の遊び」と捉えている。大学で言えばゼミナール、中高なら部活に当たる。

現在フィリピンの青年に教育の機会提供を行うことを中心に活動している。学習環境が整わないのは、まず金銭面。それによってかすんで見えにくい将来の夢や光を守りたい。まずは大人の就労機会を増やすことにより、その子どもの学費を賄えるようにする。それによって教育環境の根本改善を目指す。

求められている斬新さとは努力の経験であり、成功体験である。学問を積み重ね、団体でそれを活用し、そのことで学問の重要性を再確認する。実際に知識を使う機会があれば、もっと学問に対する意欲も高まる。その良い循環を起こすために、今大学生の方には、興味のある学生団体に所属することを是非お勧めしたい。

20歳の大学生が、学生生活をより楽しむために見つけた娯楽。それは単純に、やりたいことをやれる環境である。学問を現実に活かす経験を、人生の糧にできれば幸せだ。

学生国際協力団体FEST 倉田拓人様よりご寄稿いただきました。